確定拠出年金用インデックスファンド(SBI証券)のトレンド 10月末

2017年11月01日

確定拠出年金(SBI証券)でトレンドフォローを行うために調べた各種アセットクラスを対象としたインデックスファンドの年間リターンです。

過去1年は株式クラスの圧勝です。リターンは先進国>新興国>日本の順ですが、円安の影響を除くと日本のリターンが非常に高いです。

そのほかに気になるところといえば国内REITの低迷でしょうか。他のリスク資産と比べると際立って成績が悪いです。

資産クラス投資信託過去1年
先進国株式DCニッセイ外国株式インデックス32.3%
新興国株式SBI-EXE-i新興国株式ファンド31.1%
日本株式三井住友・DC日本株式インデックスFS29.2%
先進国株式(ヘッジ)日興・インデックスファンド海外株式ヘッジあり19.7%
海外リートSBI-EXE-iグローバルREITファンド17.5%
海外債券三井住友・DC外国債券インデックスファンド10.8%
コモディティダイワ/RICIコモディティ・ファンド8.8%
ゴールド三菱UFJ純金ファンド6.9%
海外債券(ヘッジ)日興・インデックスファンド海外債券ヘッジあり-1.5%
日本債券三菱UFJDC国内債券インデックスファンド-1.5%
国内リートDCニッセイJ-REITインデックスファンド-5.7%


※各資産クラスを代表するインデックスファンドは手数料が安いものを優先していますが、価格データが1年以上あるファンドのみを対象にしています。

※分配金も含めたリターンです。

※SBI-EXE-iグローバルREITファンドはファンズオブファンズです。

※三菱UFJ純金ファンドは1540純金上場信託を主要投資対象としています。

リチウム開発の会社

2017年10月17日

アルベマーレのプレゼン資料に現在開発が進んでいるリチウムプロジェクトの一覧表がありました。PFS(Preliminary Feasibility Study : 予備的な実行可能性調査)より上の段階のプロジェクトが掲載されています。


※2017年3月の資料ですが、それでも名前が変わったもの(Kings Valley→Nevada Project)や売却による移動(Orocobre Salinas Grandes→LSC Lithium)があります。

同様の表はリチウムアメリカのプレゼン資料にもありました。



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リチウムの需給

2017年10月13日

Fortune minerals のプレゼンに100%EVの世界でどの金属の需要が増えるのかというグラフがありました。

これを見ると、リチウム、コバルト、レアアース、グラファイトといった金属へのインパクトが大きいです。
ニッケル、銅、マンガン、アルミもプラスですが、メジャーな金属で市場が大きいためかインパクトは弱いです。



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2009年以降の小型株のリターンは良すぎる

2017年10月10日

ケネス・フレンチ教授のHPからデータをダウンロードしてみていたのですが、2009年以降の日本の小型株のリターンは高すぎると思いました。

下の表は1990年7月~2017年8月までのサイズ5分×バリュー5分の25ポートフォリオのリターンを年率換算したものです。
左列のグロース株と右列のバリュー株を比べるとわかりますが、日本株はどのサイズでもグロース株よりもバリュー株の方がリターンが高いです。大型株でもバリュー効果が強いのは日本の特徴です。

一方でこの期間ではサイズ効果はあまりはっきりしません。最も小型のグループ(一番上の列)のリターンは良いのですが、それ以外のグループではサイズが小さいほどリターンが良いという明確な傾向はないようです。

1(割高)2    3    4    5(割安)
1(小型)2.1%2.8%3.6%4.7%6.0%
22.0%-1.0%1.1%3.3%3.0%
3-3.1%-0.3%1.1%1.5%3.8%
4-2.5%1.3%1.6%3.1%3.3%
5(大型)-1.2%1.4%1.5%3.4%5.1%


次に2009年以降のリターンです。
まずバリュー効果ですが、この期間ではどのサイズグループでもほぼまったく見られません。小型株グループではグロース株の方がリターンが高いくらいです。

サイズ別に見ると、全体に小型株ほどリターンが良いのですが、最小サイズグループのリターンがすごいことになっています。リターンの低い割安グループでも年16%以上、最も割高なグループは年20%を超えるリターンです。
通常であれば小型グロース株というのは最もパフォーマンスが悪いグループになるのですが、9年近くの期間で年率20%のリターンが続いているというのは驚きです。
ただ、さすがにこの数字はちょっとできすぎなので、今後の小型株のリターンは落ちていくのではないかと思います。

1(割高)2    3    4    5(割安)
1(小型)20.5%18.1%16.6%16.6%16.3%
219.8%13.7%10.0%14.1%11.0%
39.2%12.1%13.4%10.2%9.8%
410.1%13.0%11.5%9.1%9.3%
5(大型)7.5%7.0%7.4%3.1%8.0%


配当利回りによって株式リターンは予測可能か

2017年10月02日

Four centuries of return predictability

4世紀のデータを使って株式リターンが予測可能かを調べた研究です。

ファンダメンタル指標によるリターンの予測可能性を調べた研究はありますが、そのほとんどは近年のアメリカ市場が対象とのことです。

この研究では1629年~2014年の期間における金融首都のマーケットデータを使ってリターンの予測可能性を検証しています。

・1629年~1809年 アムステルダム 5銘柄。時価総額/GDPは15%~64%。

・1825年~1870年 ロンドン 125銘柄~250銘柄。時価総額/GDPは10~30%。

・1870年~2014年 アメリカ 1871年に50銘柄。時価総額/GDPは39%~152%。

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