マンションデベロッパーの不動産在庫と翌年の売上高

2015年03月17日

マンデベの在庫を業績データとともに記録しているのですが、果たしてこのデータは役に立つのかと思ったので、在庫データが翌年の売上高を予測できるのか見てみます。

まずは手元にある16社の不動産在庫(06年~14年)と翌年の売上高(07年~15年)を散布図にしてみます。

・16社は、サンヨーホームズ、ヨシコン、フージャース、明和地所、エストラスト、FJネクスト、コーセーアールイー、プレサンス、THEグローバル社、アーバネットコーポレーション、エスリード、誠建設工業、シノケングループ、日神不動産、タカラレーベン、大京、ゴールドクレストです。

・IPOなどで年数が短い会社もあります。

・大京のみ売上・在庫の数字が大きいためグラフには入っていません。



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月次売上高と四半期業績

2014年08月13日

月次売上高でどれくらい業績を予想できるのかとふと思ったので、手持ちのデータをグラフ化してみました。
対象会社や期間は恣意的ですし、手入力なので入力ミスもあるかもしれません。信頼性はないです。でも、傾向を見るのに多少役立つのではと思います。

・使った会社は14社です。トリドール、物語コーポ、アークランドサービス、ハブ、PLANT、ワッツ、サッポロドラッグ、クスリのアオキ、薬王堂、アークランドサービス、トレジャーファクトリー、ヴィレッジバンガード、ヤマダ電機、ケーズHD。

・期間は2011年3月期の1Q~2015年3月期の1Qまでの17四半期分です。サッポロドラッグと物語コーポはデータが揃ってなかったので途中の期間からです。

・月次売上高は前年比の3か月分を単純平均して比べています。


① 月次の全店売上高と四半期売上高

月次01

当然と言えば当然ですがほぼ一致しています。相関(CORREL関数)は0.91。


② 月次の既存店売上高と四半期売上高

月次02

こちらはちょっとバラけました。相関は0.73。売上高を予想するのであれば全店売上高の方が良さそうです。当たり前ですが。


③ 月次の全店売上高と経常利益

月次03

かなりバラけています。相関は0.28。


④ 月次の既存店売上高と経常利益

月次04

相関は0.37。全店よりも高いです。
既存店売上高というのは本当に役に立つのかとちょっと疑っていましたが、これを見るかぎり経常利益を予想するのには全店売上高より役に立つみたいです。とはいえそんなに高い相関でもないです。


というわけで手持ちのデータでは、四半期売上高は月次の全店売上高からほぼ予測可能、経常利益の予測は全店・既存店ともに精度が低いが既存店売上高の方がまし、という感じになりました。



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