Global Investment Returns Yearbook 2016

2016年03月31日

クレディスイスの Global investment return yearbook 2016 が公開されていました。

毎年発行されているこのレポートには3本の分析記事と23ヵ国・3地域における1900年からの株式・債券・短期債のリターンのデータが掲載されています。
記事のうち2本は「証券市場の真実―101年間の目撃録」の著者であるエルロイ・ディムソン、ポール・マーシュ、マイク・スタントンの3人によって書かれており、今年は政策金利が株式・債券に与える影響について分析しています。タイムリーな話題ですね。
3番目の記事は今回の危機(2008年)と過去2回の危機(1890年代と1930年代)における株式・債券の値動きについて書かれています。

レポートは英語ですが、図やグラフが多用されいてるため眺めているだけでもなんとなく見当がつきます。長期データに基づいた分析なので読む価値は非常に高いと思います。

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成長株スクリーニング 内需系の銘柄2

2016年03月26日

内需系の成長株のスクリーニングの続きです。不動産業と建設業を除いた内需系の銘柄です。

① 今期(予想)の売上高20%以上の成長率。

② 買収による成長、会計基準の変更、前期の落ち込みからの回復、といった銘柄を除きます。これは手作業のため主観が入ります。

③ 残った会社のうちPER20倍以下の銘柄、PEG1倍以上の銘柄、またはPSRが低くて面白そうな銘柄を抜き出しました。PSRに関しては完全に主観です。


※経PER(予)は時価総額÷(今期予想経常利益×0.6)で計算。増収は売上高前年比、増益は経常利益前年比。

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成長株スクリーニング 内需系の銘柄

2016年03月23日

引き続いて成長株のスクリーニング結果です。今回は不動産業と建設業を除いた内需系の銘柄です。

① 今期(予想)の売上高20%以上の成長率。

② 買収による成長、会計基準の変更、前期の落ち込みからの回復、といった銘柄を除きます。これは手作業のため主観が入ります。

③ 残った会社のうちPER20倍以下の銘柄、PEG1倍以上の銘柄、またはPSRが低くて面白そうな銘柄を抜き出しました。PSRに関しては完全に主観です。


※経PER(予)は時価総額÷(今期予想経常利益×0.6)で計算。増収は売上高前年比、増益は経常利益前年比。

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成長株スクリーニング 建築・不動産

2016年03月22日

昨年末に四季報CDを買ったのですが、まったく使わず有効期限が切れてしまいそうなので成長株のスクリーニングをしてみました。

① 今期(予想)の売上高20%以上の成長率。

② 買収による成長、会計基準の変更、前期の落ち込みからの回復、といった銘柄を除きます。これは手作業のため主観が入ります。

③ 残った会社のうちPER20倍以下の銘柄、PEG1倍以上の銘柄、またはPSRが低くて面白そうな銘柄を抜き出しました。PSRに関しては完全に主観です。

不動産関連が最も多かったので今回は不動産と建設セクターのみを取り上げます。


※経PER(予)は時価総額÷(今期予想経常利益×0.6)で計算。増収は売上高前年比、増益は経常利益前年比。

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景気と株価リターン

2016年03月14日

景気が良いと株価は上がり、景気が悪くなると株価は下がる、当然の事実のように思えますが、実際にそのような動きになっているのでしょうか。景気循環と株価リターンを見てみます。


○ 株価と景気循環のチャート

まずはざっくりとチャートを見てみます。名目株価だと過去の数字が小さくなりすぎて変動がわかりにくいので、実質株価と景気拡張期・後退期のグラフです。灰色のシャドーが景気後退期に当たります。
データですが、日本の景気循環は内閣府の景気基準日付で株価は日経平均株価の月足を、米国の景気循環はNBERのUS Business Cycle Expansions and Contractionsで株価はS&P500の月足を使っています。両国ともに消費者物価指数で実質株価に調整しています。





アメリカは比較的景気循環と株価が一致しているように見えます。一方で日本はリセッションの数が多いため、チャートを見ただけでは判断しにくいです。

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ブラジル株の買いを検討

2016年03月12日

3月に入ってブラジル株が急反発しています。
ブラジル株は長らく低迷していました。ドル建てのMSCIブラジル指数は2015年に41%の大幅マイナスで、2014年と2013年も2ケタのマイナスでした。


MSCI BRAZIL INDEX (USD)

バリュエーションも低下しており、StarCapital のHPではCAPEレシオは7.0倍とロシアに次いで低い数字になっています。

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株価と為替の連動性

2016年03月07日

日本株と為替が連動して動くのは有名な話です。実感としてもそう思います。では実際にどれくらい連動しているのか。過去のデータをダウンロードして見てみました。


○ 株価と為替

まずは日経平均株価とドル円レートの1973年1月~2016年1月末までの推移です。為替レートは日銀から取得した月末値データです。

・1973年1月~2016年1月末


・2000年1月~2016年1月末


73年から95年半ばまではほぼ円高基調です。株価は89年まで一本調子に上げて、それ以後はバブル崩壊で下げています。この時期は株価と為替はあまり関係なく動いているように思えます。

90年代後半から2000年代初めですが、96年・97年・00年・01年の円安・株安、99年・03年の円高・株高など、現在の円安・株高&円高・株安と逆行した動きも多く起こっています。

為替と株価がきれいに連動するようになったのは04年以後のことです。

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