小型株効果

2016年08月15日

小型株効果にいくつか読んだのでまとめます。


○ 全体的な議論

A literature review of the size effect という文献では、小型株効果についてこんな感じに書かれています。

・小型株効果は1981年に初めて報告されたが、1980年代初め以降のアメリカ株、1980年代後半以降のイギリス株では効果が弱まっているか消え去ってしまっている。グローバル市場でも同様の結果。

・小型株効果をリスクで説明する説が最初に出されたが結論は出ていない。現在は小型株効果そのものに疑問がある状況。小型株効果を流動性リスクで説明する説は有望。

・小型株効果は超小型株に集中している。

・小型株効果は1月に片寄っている。ただしこの傾向はイギリスでは見られない。


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各国株価のトレンドとバリュエーション 7月末

2016年08月01日

7月末の先進国・新興国の株価指数のトレンドとバリュエーションのチェックです。

・株価データはMSCI、CAPEやPERはStarCapital、為替はIMFみずほ銀行より取得しています。
・株価チャートは2007年末を100として作成。月足・配当抜き・現地通貨ベースです。
・取得したCAPE・PER・配当利回りは6月末の数字なので、MSCIの6-7月の騰落率で調整しています。


○ 先進国と新興国

7月は株式市場が大きく回復しました。先進国、新興国ともに4%を超える上昇です。特に新興国は2か月連続の大幅なプラスとなっています。

ただ、1年損益は先進国、新興国ともに依然としてマイナス圏にいます。特に円ベースでは-18%前後という大きなマイナスです。

バリュエーションは先進国20.7倍、新興国は15.9倍で新興国の方に割安感があります。



CAPE PER   配当 前月比円ベース1年損益円ベース
全世界 19.919.92.6%4.2%5.8%-2.5%-17.8%
先進国20.820.72.5%4.1%5.7%-2.5%-17.8%
新興国14.215.93.0%4.7%6.3%-3.1%-18.4%

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