1846 鈴縫工業

2016年09月28日

○ 事業

茨城県が地盤の建築会社です。
不動産、ホテル、介護、太陽光といった事業もしていますが割合は小さく、前年の利益は合計しても建設の10分の1ほどです。

[1846 鈴縫工業]の続きを読む

金利とインフレ率とPER

2016年09月27日

PERは実質金利とインフレ率に左右されるという King of the Mountain を読みました。

過去140年では実質金利(Tビル-3年平均インフレ率)が3~4%のときにPER(シラーPER)が最も高くなっているそうです。一方でインフレ率は2~3%がピークで、6%を超えるとPERは大幅に落ちてしまうとのこと。

記事にはシラーPER、実質金利、インフレ率の3Dグラフが掲載されています。
それによると実質金利3~5%とインフレ率1~3%のときにPERは26倍と最も高くなっています。しかし、実質金利やインフレ率が少しずれるとPERは大きく落ち込んでしまうそうです。



著者によると過去140年間のPERの変動の半分以上は実質金利とインフレ率によって説明できるそうです。

なお、CPIの算出方法の変更によって現在のインフレ率は1980年代の方法に比べて3~4%低くなるといったことも書かれていました。
実際どうなのかわかりませんが、会計方法の変更によって現在のシラーPERは高い数字が出るという指摘も見たことがありますし、長期の時系列データを使った分析はなかなか難しいのかなという感じです。

9206 スターフライヤー

2016年09月24日

○ 事業

北九州空港を拠点とする新興エアライン。大手よりも安い運賃と、機内の広さ・充実したサービスが売りとのことです。

実際に乗った人の記事を見ると、広めの座席、モニター装備、預入荷物が20kgまで無料など、ジェットスターやピーチなどのLCCと一線を画すサービス内容のようです。
LCCはセール以外の時期で荷物を預けるとけっこう値段が上がってくるので、この会社やスカイマークのようにそれなりに安くてサービスもあるという航空会社は良いのではないかと思います。

保有機材は9機で、以下の5つの路線に就航しています。
羽田-北九州、羽田-福岡、羽田-関空、中部-福岡、羽田-山口宇部

[9206 スターフライヤー]の続きを読む

3641 パピレス

2016年09月23日

○ 事業

電子書籍販売の先駆け。
2007年から1冊100円でレンタルできる「RENTA!」、2014年から章・記事ごとに販売するパピレスプラスも始めています。

市場は拡大中です。決算説明会資料によると2014年の1,266億円から2019年に2,900億円規模に拡大すると予測されているそうです。


[3641 パピレス]の続きを読む

5941 中西製作所

2016年09月21日

○ 事業

業務用厨房機器の大手メーカーです。有力顧客にマクドナルド。

この業界についてはマルゼンのホリスティック企業レポートに解説がありました。

・市場規模(加熱調理機、調理台等)は4000億円程度、冷蔵庫等の機器を含めると6500億円。

・燃焼100億円を超えるメーカーは7社。上場企業は4社。マルゼン、フジマック、中西製作所、北沢産業。どれも成長率は低め。

・業務用厨房機器には多種多様な製品があり大量生産が困難であるため、大手7社の市場占有率は43パーセントと低い。

・輸入は内需の3%、輸出は売上高の1%という内需産業。

[5941 中西製作所]の続きを読む

リセッションと信用縮小・資産価格の下落

2016年09月20日

リセッションと金融セクターの相互作用について分析した What happens during recessions, crunches and busts? というワーキングペーパー(2008年)を読みました。

OECD21か国を対象に1960年~2007年の期間におけるリセッション・信用縮小・資産価格(住宅・株式)の下落について調べた研究です。リセッションにおける実体経済と金融セクターの関係について多数の国・長期のデータベースを使った研究はあまりないとのことです。

結論ですが、クレジットクランチ(信用の大幅な縮小)や住宅価格の大幅な下落を伴うリセッションは、通常のリセッションよりも落ち込みがひどく期間も長くなるとのことです。特に住宅価格の下落は他のいろいろな変数を調整した後でも一貫して有意で、景気後退に大きな影響を持つとの結果です。

全体にかなり情報量が多いので、興味の引いた部分をメモします。

[リセッションと信用縮小・資産価格の下落]の続きを読む

2415 ヒューマンホールディングス

2016年09月17日

○ 事業

人材派遣、教育、介護といった事業を展開している会社です。売上は人材関連が5~6割、教育が3割程度となっています。


○ 業績

売上は10年と11年に落ち込んだあと回復してきています。ここ3年は10%ほどの成長率です。


※17年の数字は会社予想。

経常利益は15年に大きく伸びました。経常利益率は2~3%で推移しています。
セグメント利益を見ると、人材関連事業は14年384m→15年1,134m→16年606mと大きくブレています。教育事業は14年752m→15年925m→16年1,117mと着実な伸びとなっています。介護事業は-73mと赤字でした。



今期の予想は、通期が11%増収、11%経常増益、中間予想は非開示です。

1Qは10.5%増収、58.7%経常増益でした。
昨年落ち込んだ人材関連事業の利益は+241%と大幅に回復しています。事業譲渡により費用を効率化とのこと。教育事業も+47%と好調です。

[2415 ヒューマンホールディングス]の続きを読む

3633 GMOペパボ

2016年09月15日

○ 事業

レンタルサーバーのロリポップ、ドメイン取得代行のムームードメイン、その他ネット店舗構築・販売支援など多数の事業を展開しています。

昨年からはハンドメイドCtoCの「minne」に積極的に投資しています。


○ 業績



売上は伸びていますが、12年、13年、14年と経常利益はほぼ横ばいでした。
minneへの積極投資のため、15年は赤字、16年の経常利益もゼロ予想です。この投資を除くと2015年は9.04億円の営業利益(前年比+25%)とのことです。
今期の予想は売上高+20%、経常利益ゼロとなっています。

[3633 GMOペパボ]の続きを読む

各国株価のトレンドとバリュエーション 8月末

2016年09月01日

8月末の先進国・新興国の株価指数のトレンドとバリュエーションのチェックです。

・株価データはMSCI、CAPEやPERはStarCapital、為替はIMFみずほ銀行より取得しています。
・株価チャートは2007年末を100として作成。月足・配当抜き・現地通貨ベースです。
・取得したCAPE・PER・配当利回りは6月末の数字なので、MSCIの6-8月の騰落率で調整しています。


○ 先進国と新興国

先進国は横ばい、新興国は2.3%の続伸でした。
新興国指数はこれで3か月連続のプラスで、1年損益も+9.2%と先進国の+4.5%よりも大きくなっています。ただし、円ベースではどちらの指数も依然としてマイナスです。

バリュエーションは先進国が20倍超、新興国が14~16倍と新興国の方が割安感があります。



CAPE PER  配当 前月比円ベース1年損益円ベース
全世界 19.919.92.6%0.1%-0.7%5.0%-10.6%
先進国20.820.72.5%-0.1%-0.9%4.5%-11.0%
新興国14.616.32.9%2.3%1.5%9.2%-7.1%


[各国株価のトレンドとバリュエーション 8月末]の続きを読む


最近の記事