伊藤園優先株

2016年04月06日

こちらのブログで伊藤園の普通株と優先株の差が開いていることを知りました。

かい離は去年の11月頃から開き始めて、現在は普通株3440円に対して優先株1967円、優先株が42%も割安となっています。



普通株と優先株の違いは、細かい条件を除くと、議決権がなく配当は25%高くなるというものです。優先株も株主優待はもらえます。
議決権にどれだけの価値があるのかはわかりませんが、両者の価値にそれほど大きな差がつくとは思えません。配当が大きいのでむしろ優先株の方が高くてもいいくらいだと思います。

伊藤園のHPより普通株と優先株の違い


そんなわけで、両者の差がなくなることを前提にした優先株買い-普通株売りというアイデアが思いつきます。この取引のリスクとして思い浮かぶのは下のようなものでしょうか。

・両者の差が永遠に開いたままのリスク。普通株と優先株の差が大きいのはおかしいのですが、かといって両者が絶対に同じ値段にならなければならない理由はありません。

・スプレッドが縮小するのに時間がかかるリスク。2009年に大きなかい離ができたときには、差がなくなるまでに2年以上かかっています。年利換算したときに割に合わなくなる可能性もあります。



・コスト。空売りには費用がかかります。SBIの場合、制度信用取引の金利が1.15%、管理費が1か月あたり1株5銭(建玉毎に対する1ヶ月の上限は1,080円、下限は108円)、逆日歩、があります。
金利と管理費はそれほど大きくないですが、逆日歩は厄介ですね。4月4日は0.1円です。年間で36.5円。伊藤園の株価は3440円なので1%弱に相当します。逆日歩が大きくなると厳しくなりそうです。




最近の記事