金利とインフレ率とPER

2016年09月27日

PERは実質金利とインフレ率に左右されるという King of the Mountain を読みました。

過去140年では実質金利(Tビル-3年平均インフレ率)が3~4%のときにPER(シラーPER)が最も高くなっているそうです。一方でインフレ率は2~3%がピークで、6%を超えるとPERは大幅に落ちてしまうとのこと。

記事にはシラーPER、実質金利、インフレ率の3Dグラフが掲載されています。
それによると実質金利3~5%とインフレ率1~3%のときにPERは26倍と最も高くなっています。しかし、実質金利やインフレ率が少しずれるとPERは大きく落ち込んでしまうそうです。



著者によると過去140年間のPERの変動の半分以上は実質金利とインフレ率によって説明できるそうです。

なお、CPIの算出方法の変更によって現在のインフレ率は1980年代の方法に比べて3~4%低くなるといったことも書かれていました。
実際どうなのかわかりませんが、会計方法の変更によって現在のシラーPERは高い数字が出るという指摘も見たことがありますし、長期の時系列データを使った分析はなかなか難しいのかなという感じです。




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