7508 G-7ホールディングス

2016年11月27日

○ 事業

自動車用品店のオートバックスと食品業務スーパーをフランチャイジーとして展開しています。

セグメントの比率は、売上・利益ともにオートバックス1に対して業務スーパーが2くらいと業務スーパーの方が大きくなっています。
16年3月期末で運営するオートバックスは国内72店舗(オートバックスグループ533店舗)、業務スーパー119店舗(業務スーパーグループ726店舗)とのことです。

そのほか、バイク店、精肉店、農産物直売所、飲食店なども運営しており、最近はコインランドリーのフランチャイジーも始めたようです。

○ 業績

 売上高 前年比経常利益前年比 純利益 経常利益率
12年3月75,0007%2,200-13%5003.0%
13年3月82,6239%2,93330%1,3453.5%
14年3月88,1787%3,1397%1,5413.6%
15年3月88,2610%2,512-20%1,2722.8%
16年3月103,89518%3,22028%1,8673.1%
17年3月115,00011%4,00024%2,1003.5%

※16年の非支配株主に帰属する当期純利益は65百万円。

前期実績は、売上17.7%の増収、経常利益28.2%の増益でした。
今期予想は、売上10.7%の増収、経常利益24.2%の増益となっています。売上横ばいの多い内需関連の中では比較的成長している会社だと思います。

2Qは、売上8%増収、経常利益31%増益。
経常利益の進捗率は40%で、例年と比べて普通かやや良いといったところです。

セグメントは、オートバックス事業が減収減益ですが、業務スーパー・こだわり食品事業は2割くらいの増益となっています。
オートバックスが不振なのは、前年の冬タイヤの販売不調による夏タイヤへの履き替え需要が低調、との理由です。これはイエローハットも同じなので仕方ないかなと思います。
業務スーパー・こだわり食品事業は昨年子会社化した精肉事業の上乗せ分が含まれています。


○ 財務

現預金 6,570百万円

短期借入金 3,873百万円
長期借入金 3,200百万円

キャッシュリッチではありませんが財務的には問題ないです。


○ 指標

・株価1,320円、発行済み株式数13,336,400株 自己株式1,225,654株、時価総額15,986百万円(自己株式を除く)

・予想PER7.6倍。経常利益ベースのPER6.7倍。

・予想EV/EBIT4.5倍

・配当40円予想。利回り3%。

・株主優待 なし

・発行済み株式数の前年比(マイナスは自社株買いなどで減少) 14年0%、15年0%、16年-0.49%


○ その他

・株主 上位10位比率67.3%、筆頭株主は社長で13.7%、同性の取締役や資産管理会社を含めると4割を超えそう。

・大量保有報告書 2011年以降は何もなし。

・1部昇格 東証1部銘柄。


○ 感想

車用品店と業務スーパーのフランチャイジーということで事業の派手さはないです。運営する店舗数は多くないですが、グループ全体ではかなりの店舗数なのも成長余地という点ではいまいちな評価になってしまうと思います。

今期の業績ですが、業務スーパーは好調なので、あとはオートバックス部門が計画通りに推移してくれるかになりそうです。これは冬の天候次第という感じでしょうか。

売上が2桁伸びていて、予想PERが7.6倍、配当利回りが3%という数字です。すごく良いわけではないですが無難な割安株だと思います。最近の上げで割安な銘柄が減っているなか株価はそこまで上げていないため、分散投資の1つとしてありかなと思いました。

なお、会社は中期経営計画として、2021年3月期に売上高1,700億円、経常利益70億円を目指すと発表しています。
17年の予想経常利益が40億円なのでかなりアグレッシブな内容のうえ、現時点で成長率の低いオートバックス部門を2倍の規模に増やすというチャレンジングな目標です(下の図はフィスコのレポートに掲載されていました)。
達成は難しいと思いますが、万が一実現できたらラッキーぐらいな感じだと思います。






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