Lithium America(TSE:LAC)

2017年09月12日

カナダ上場のリチウム開発会社です。アルゼンチンのリチウムトライアングルに位置するカウチャリ-オラロスを旗艦プロジェクトとして持ちます。
その他にはネバダプロジェクトもありますが、まだ初期段階でHPにも予想される資源量が書いてあるくらいです。

〇 Cauchari-Olaroz プロジェクト

カウチャリ-オラロスは、オロコブレのオラロス湖の隣に位置します。

ウユニ湖とアタカマ湖(SQM&アルバマーレ)に次いで世界で3番目の資源量を誇るとのことで、埋蔵量は1.5mtLCE、資源量(Measured&Indicated)11.7mtLCEです。



生産開始は2019年の予定で、当初の年間生産量は25ktLCE、フル生産で50ktLCEを目指しています。寿命は40年です。

プロジェクトのパートナーは同じく45.75%を持つSQMです。

また、ガンファン・リチウムやバンチャーク・ペトロリアムから出資を入れることで資金調達とオフテイク契約も済ませており生産までの各種リスクは低いです。

F/S(採算可能性調査)の結果は2017年3月に出ており、HPに下表が掲載されています。

リチウム価格の前提は12,000ドル/トンで、生産コストは2,495ドル/トン、EBITDAは233百万ドルです。



また、リチウム価格によるEBITDAも掲載されており、価格によって業績が大きく変わることが示されています。



上で書いたようにリチウムアメリカの持ち分は45.75%なので、フル生産が実現すれば年間22~23ktLCEの販売量と100百万ドル以上のEBITDAとなりそうです。これはオロコブレのオラロス・フェーズ2(35ktLCEの66.5%)やギャラクシー・リソースズのサル・デ・ビダ(25ktLCEの100%)と同じくらいのレベルです。


〇 バリュエーション

株価は1.4カナダドルで時価総額は612百万カナダドル(505百万アメリカドル)です。

資産のポテンシャルは大きいものの、生産開始が2019年とやや遅いことからか時価総額はオロコブレやギャラクシーの2/3ほどの評価になっています。




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