乖離率の逆張り

2008年10月06日

順張りを書いたので、こんどは逆張りについて。


(検証)

ものさしには乖離率を使います。
斉藤さんも書かれてますが、ポイントは市場全体の下落という点だと思います。個別銘柄が急落しただけでは優位性はほとんどありません。
市場全体の下落を見るにはシグナルの発生数を使います。

結果は下に貼っときます。

ちなみに、パイロンの仕様上、その時点で何銘柄にシグナルが発生しているかというのがわかりません。わかるのは新たに何銘柄にシグナルが発生したか、ということだけ。

ので、パイロンでの検証は、市場全体が落ち込んでいる中でさらに大幅に下落した日に買った場合のリターン、という感じになるのかなと思います。セリングクライマックスの日を狙った買い、とも言えるかと。
これはこれで効果的な手法だと思います。暴落の底はIVの天井と重なることが多いですしね。

あと、連続してシグナルが出ているのを調整するため、ポジションを持っている間の取引は成績に含めません。
10月4日の成績が+10%で10月5日の成績が-5%だったりすると歪みが出てしまいますが、まあその辺は私にはどうしようもないです・・・。



(感想)


・同時発生シグナル数が多いほど効果的。

幅広く下落するほど良く、下落が深いほど良いです。広く深く下落するのが理想的。ですが、条件が厳しいと取引回数が減ります。


・銘柄群によって効果的な数値は違う。

25日乖離率-25%を使うと、東証1部では有効ですが、日経300銘柄ではシグナルがほとんど出ませんし、新興3市場では効果が弱いです。これはまあボラティリティが違うので当然かなと。

ので、銘柄群によって適当な数値を調整する必要があります。
同時シグナル10銘柄以上という投げ売りの状態を狙うのであれば、日経300で-15%、東証1部で-25%、新興3市場で-30%、くらいが目安になるのではないでしょうか。



・手仕舞い

東証1部25%乖離で試した結果ですが、
10%損きりは成績を下げてます。
10%利確は総利益を少し下げますが、勝率は上がってます。
保有日数は長い方が成績は良くなりますが、改善はそれほど大きくないです。逆に、たった5日の保有でもかなりの利益となってます。

全体でみると、手仕舞いにどんな条件を使ってもそれほど大きく成績は変わらないです。
個人的には、なるべく短期でポジションを閉じるのが逆張りという趣旨にあっているのではないかと思いますが・・・。


逆張りの成績は非常に良いです。しかし、皆がパニックになっているところを買うわけなので精神的にはかなり厳しい手法だと思います。
逆張りのシグナルが出た時点でいかに含み損がない平常時の状態でいられるか、というのがポイントになるかと思います。


乖離率の逆張り


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