GDP雑感

2015年02月18日

実質GDPは年率2.2%成長で市場予想の3.8%を下回ったとのことです。
回復鈍いという見出しのとおり数字にいまいち感はありますが、全体的には回復が続いており問題ない状況だと思います。

実質成長率の前期比年率のグラフです。
リーマンショック以降では2四半期連続のマイナス成長は今回で3回目です。相変わらず日本経済は地力がないと思います。とはいえ、増税後の14年2Qを底にして2四半期連続で大きく回復しているのは確かです。




各項目を見ると、輸出が2四半期連続でプラスになっています。
日銀の実質輸出入を見ても2014年の中頃からの輸出の増加はかなりはっきりしています。
円安にもかかわらず輸出が増えてこないというのが大きな謎でしたが、ここにきて輸出が増加に転じているのは心強い話です。




個人消費の伸びはいまいちですが、良いニュースとしては雇用者報酬が下げ止まりを見せていることがあります。名目は前年比で2.2%増加、実質は-0.6%ですが四半期比では2四半期連続のプラスです。今年は消費税の増税がありませんし、賃上げが続けば個人消費も回復してくると思います。




賃上げ圧力となる人手不足は続いています。求人倍率は14年の前半から半ばにかけて横ばいとなりましたが、昨年の終わりから再び上昇に転じています。






最近の記事