人材派遣系の注目株

2015年02月27日

人材派遣系で割安そうな銘柄です。

今回は銘柄の前に関連する統計も載せてみます。

本日発表された完全失業率は0.2ポイント上昇して3.6%でした。しかしいまのところ失業率の改善トレンドに大きな変化はないように見えます。



1月の新規・有効求人倍率は横ばいでした。求人倍率は前年の前半~中盤にかけて横ばいが続きましが、昨年末にかけて再び大きく改善しています。時系列で現在の数字を見るとリーマンショック前を上回っています。



所定外労働時間は消費税前にピークをつけてやや低迷しています。



雇用者総数に対する正規・非正規従業員の割合です。一貫して非正規が上昇しており、2014年平均では正規59%・非正規35%となっています。



雇用環境は改善トレンドは続いていますが、足元では停滞している指標もあるというところだと思います。景気も回復の兆しを見せているので、雇用指標も大きく改善してほしいところです。


銘柄です。
人材派遣系は20%を超える売上成長率の会社がけっこうあります。PERはそれなりに高いのが多いですが。



※経常PERは経常利益×0.6で計算。
※経常PERの四半期は、直近四半期の経常利益と前年の進捗率から計算。例えば直近2Qの経常利益が1000で、前年2Qの進捗率が40%であれば今季の経常利益2500として計算する。
※四半期前年比で水色の数字は、会社予想を達成するのに必要な増収・増益率。


・2379 ディップ
ネット特化で求人情報提供。アルバイトの『バイトルドットコム』主力。派遣、看護師紹介も
3Qまで52%増収・経常利益3倍。4Q30%経常増益で会社予想を達成できる。今期PER29.8倍。
直近の業績は絶好調。来季も続くのかが問題。


・2429 ワールドホールディングス
製造派遣・業務請負が主力。九州で携帯電話販売店(合弁)や大都市でのマンション開発販売も
実績は22%増収・72%経常増益。今期は24%増収・2%経常減益の予想。今期PER7.2倍。
セグメントを見ると不動産事業が利益の4割近くを占める。四季報によると「不動産はマンション販売増だが前期のスポット案件剥落」とのこと。


・2163 アルトナー
技術者派遣古参。機械、電気・電子、ソフトの設計開発が主柱。人材紹介進出。配当性向30%以上
3Qまで11%増収・41%経常増益。4Q12%経常減益で会社予想を達成できる。今期PER12.6倍。
売上成長率の5年平均は6%と他に比べて低い。


・2475 WBD
理学系研究職や研究補助職の人材派遣で首位。医薬品開発受託や医薬関連事務も。持株会社
3Qまで8%増収・25%経常増益。4Q36%経常減益で会社予想を達成できる。今期PER13.5倍。
売上成長率は1ケタ台。


・2154 トラストテック
製造系技術者派遣・請負と開発系技術者派遣の2本柱。筆頭株主は中山隼雄氏の資産管理会社
中間は売上やや下振れだが経常利益は会社予想とほぼ同じ。今期は25%増収・36%経常増益と強気。今期PER16.5倍。配当利回り3.2%。


・2427 アウトソーシング
工場製造ラインへの人材派遣・請負が主力。東海、関東を主地盤に全国に展開。請負化を促進
前期実績は25%増収・62%経常増益。今期は25%増収・37%経常増益の予想。PER18.3倍(経常16.4倍)。


・2415 ヒューマン・ホールディングス
1985年に予備校で出発。全日制専門学校や社会人教育、通信制高校、人材派遣、介護へ展開
3Qまで11%増収・経常利益2倍。4Qは51%経常減益で会社予想を達成できる。今期PER10.8倍。
売上成長は高くないが、進捗を考えればPERの割安感はある。


・6089 ウィルグループ
人材派遣や業務請負等の人材サービス展開。家電量販店など販売現場へのセールス派遣が主力
3Qまで21%増収・19%経常増益。4Q17%経常増益で会社予想を達成。今期PER10.6倍。
2割の成長率に対してPER10倍なので割安感はある。上場して日が浅いのが不安。




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