人材派遣の注目銘柄

2015年05月22日

人材派遣で割安感のありそうな銘柄です。

まずは関連統計を載せておきます。
有効求人倍率と新規求人倍率は高水準です。新規求人倍率はここ1年ほど横ばい気味ですが、有効求人倍率は改善が続いています。






日本人材派遣協会に労働者派遣事業統計調査という統計があったのでそちらもグラフにしてみます。
こちらの調査では、リーマンショック以後に派遣社員が増加に転じたのは2013年の第3四半期からとなっていおり、求人倍率と比べると改善を始める時期がかなり遅れています。


※2009年に調査を内容の変更あり。


銘柄です。
売上成長率が20%を超える一方でPERが15倍以下という銘柄もいくつかあります。人材派遣市場の改善が続くのであれば悪くないと思います。



※経常PERは経常利益×0.6で計算。
※経常PERの四半期は、直近四半期の経常利益と前年の進捗率から計算。例えば直近2Qの経常利益が1000で、前年2Qの進捗率が40%であれば今季の経常利益2500として計算する。
※四半期前年比は直近四半期決算の前年比の数字。


・2429 ワールドインテック
【特色】製造派遣・業務請負が主力。九州で携帯電話販売店(合弁)や大都市でのマンション開発販売も
1Qの前年比は売上+81%・経常利益+165%。2Qの経常利益+16%で中間予想を達成できる。通期への進捗率は61%(前年28%)。
今期予想は売上+27%・経常利益+24%。
今期PER8.2倍(経常PER10.2倍)。
5年平均の売上成長率22%。
1Qは不動産事業の利益が2/3以上を占めている。それ以外の人材派遣は前年比で1割増収・3割経常増益。
割安感はあるが不動産事業の評価が難しい。


・2162 日本マニュファクチャリングサービス
【特色】製造派遣・請負の中堅。国内外工場で製造受託サービスや修理請負も。中国での労務派遣を育成
前期実績は売上+18%・経常利益黒字転換。期首の会社予想に対して経常利益は+44%上振れ。
今期予想は売上+37%・経常利益+27%。
今期PER13.3倍(経常PER12.5倍)。
5年平均の売上成長率27%。
今期は強気な予想だが、毎年予想と実績が大きく上下にぶれている。有利子負債多い。


・2427 アウトソーシング
【特色】工場製造ラインへの人材派遣・請負が主力。東海、関東を主地盤に全国に展開。請負化を促進
1Qの前年比は売上+28%・経常利益+11%。2Qの経常利益+1%で中間予想を達成できる。
今期予想は売上+25%・経常利益+37%。
今期PER16.3倍(経常PER14.6倍)。
5年平均の売上成長率21%。
1Qはまあまあの決算。今年は株価低迷気味でPERが下がってきている。


・2415 ヒューマン・ホールディングス
【特色】1985年に予備校で出発。全日制専門学校や社会人教育、通信制高校、人材派遣、介護へ展開
前期実績は売上+10%・経常利益+65%。期首の会社予想に対して経常利益は+37%上振れ。
今期予想は売上+11%・経常利益-8%。
今期PER9倍(経常PER9.1倍)。
5年平均の売上成長率7%。


・6089 ウィルグループ
【特色】人材派遣や業務請負等の人材サービス展開。家電量販店など販売現場へのセールス派遣が主力
前期実績は売上+22%・経常利益+23%。期首の会社予想に対して経常利益は+4%上振れ。
今期予想は売上+20%・経常利益+15%。
今期PER13.1倍(経常PER12倍)。
2割前後の増収率を継続している。




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