各国株価指数のトレンドとバリュエーションのチェック 12月末

2016年01月05日

12月末の先進国・新興国の株価指数のトレンドとバリュエーションのチェックです。

・株価データはMSCI、CAPEやPERはStarCapital、為替はIMFみずほ銀行より取得しています。
・株価チャートは2007年末を100として作成。月足・配当抜き・現地通貨ベースです。
・取得したCAPE・PER・配当利回りは10月末の数字なので、MSCIの10-12月の騰落率で調整しています。

○ 先進国と新興国

全世界・先進国指数ともに前月比ではマイナスでした。円高もあり円ベースでも大きなマイナスです。
1年乖離率はドルベースでも円ベースでもマイナス圏となっています。
PERとCAPEレシオは先進国の20倍前後に対して、新興国は13倍台で割安感があります。



CAPEPER配当前月比円ベース1年乖離円ベース
全世界 19.318.02.6%-1.9%-3.7%-3.9%-4.2%
先進国 20.418.72.6%-1.9%-3.7%-2.8%-3.2%
新興国 13.213.93.3%-2.5%-4.3%-13.1%-13.3%


○米・日・欧

12月は3地域ともマイナスです。
1年乖離率も3地域ともマイナスになっていますが、単純な前年比は日本と欧州がプラスです。ただし、ユーロ安のために欧州は円ベースではマイナスとなります。
アメリカと日本のCAPEレシオは割高ですが、1年PERで見ると割高感が和らぎます。逆にヨーロッパの1年PERは20倍を超えていますが、CAPEレシオ15倍程度と低いです。



CAPEPER配当前月比円ベース1年乖離円ベース
アメリカ24.719.52.0%-1.9%-3.7%-0.7%-1.0%
日本26.216.61.8%-2.2%-2.2%-0.7%-0.7%
ヨーロッパ先進国15.422.33.2%-3.9%-2.6%-3.3%-5.5%


○BRICs

インドは前月比プラスでしたがじりじりと下げています。
中国、インド、ロシアは円ベースの1年乖離率がかなり大きくなっています。特にブラジルは株も下げて為替も下げるという最悪の状況です。
バリュエーションはブラジルとロシアのCAPEレシオがかなり低いです。



CAPEPER配当前月比円ベース1年乖離円ベース
中国13.96.34.6%-1.3%-3.3%-11.9%-15.9%
インド18.221.31.5%1.7%0.7%-3.8%-7.1%
ブラジル 7.522.03.9%-4.9%-9.4%-13.3%-29.2%
ロシア4.710.34.4%-3.3%-12.9%0.1%-15.9%





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