ここまでの感想や反省など

2016年02月15日

今年は年初からひどい下げでちょっと参ってます。こういう状況になると、ああしておけば良かった、こうしとけば良かった、などと考えてしまいますね。。。

いまとなっては手遅れですが、今年の見通しとポジションについて反省してみます。

まずは自分の方針です(必ずしも方針に従えてはいませんが)。

・基本的にタイミング投資は難しいというのが前提。

・大幅下落を予想するときだけキャッシュポジションをとる。それ以外の状況(大幅上昇、小幅上昇、小幅下落)を予想するときは100%株式投資。これはケン・フィッシャーの受け売り。20%程度の調整をタイミングよくとるのは難しく、上昇を逃すリスクの方が大きいという理由。

・大幅下落は40~60%くらいの暴落を想定。通常であれば10年に一度あるかという頻度(ただしバブル崩壊後の日本株ではこのレベルの暴落が頻繁に起きている)。

・バリュエーションが割高、景気後退を予想、株価が長期トレンドを割り込む、という3つの条件が揃ったときに株価の大幅下落を予想する。それぞれ1つの条件だけであれば株価が大きく下落しないことも多いが、さすがに3つの条件が重なれば厳しいだろうという考え。条件が揃わないときの暴落は諦める。

暴落の可能性については日米のバリュエーション(CAPEレシオ)の割高感からたびたび考えており、特に昨年後半に株価が長期トレンドを割り込んだときには大幅にキャッシュポジションを増やすべきか迷いました。ただ、結局は景気後退に自信が持てずポジションを戻して今年に入りました。

景気はアメリカが堅調なので、結局は中国の減速をどう考えるかというところだと思います。
中国に関しては民間債務の急増という問題は確かに要注意だと感じましたが、政府がコントロールできずハードランディングにつながるかどうかに自信が持てませんでした。また、仮に中国がハードランディングするとしてもそれが世界的な景気後退につながるかも不明ですし、その崩壊がいまこのタイミングで起こるかという問題もあります。
結局、中国はちょっとまずそうだけど、いまのタイミングでバブル的な崩壊が起こりそれによって世界的な景気後退となるシナリオは分が悪い賭けかなと思いました。

実際、キャッシュポジションを取るのが正しかったのかはいまもよくわからないです。去年夏の下落局面では株価はかなり戻しましたし、現在もアメリカは10%ほどの下げで暴落になるかはいまだ不明なところです。確信が持ってポジションが取れない以上は下げに巻き込まれたのも仕方なかったのかなと思っています。

ただ、日本株についてはもうちょっと慎重になっておくべったかなと反省しています。
ここ何年かの日本株は出来すぎの環境でしたが、もともと日本は為替や海外景気に左右されやすい脆弱な市場なのだと思います。もうちょっとボラティリティの低い市場にも分散しておいても良かったのかもと。

まあそうは言っても、リスクオフ=円高という状況では、海外に分散投資しても為替差損で日本株の下落とそんなに変わらなくなってしまいます・・・。危機で円高という構図はやっかいですね。




最近の記事