逆イールドカーブは売りシグナルか

2017年06月21日

Is The U.S. Yield Curve Flashing A Sell Signal For Stocks?

1976年6月からのデータを使って、逆イールドカーブが起きたときのS&P500のリターンを調べています。(この記事ではイールドカーブを10年債と2年債のスプレッドと定義)。

表は逆イールドカーブが起きた日時と、その年から3年後までの年次リターンです。
イールドカーブが起きた年とその次の年のリターンは10%を超えており、プラスリターンの割合も77%、70%と高いです。2年後の成績は落ちますが、それでも6%のリターンと61%のプラス率です。
この結果から、逆イールドカーブが自動的に弱い株価を意味するわけではないと著者は書いています。



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リーマンショック後の日本株のファクターリターン

2017年06月17日

以前に日本市場のファクターリターンを調べたとき、リーマンショックの頃からバリュー効果が弱くなっているのが気になっていました。そこで今回は2009年からのファクターリターンをもう少し詳しく見てみます。

まずは1990年以降の各ファクターのリターンです(ケネスフレンチ教授のデータベース、クオリティファクターはAQR)。トータルではバリューファクター(HML)のリターンが圧倒的に良いです。



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03918(香港) NagaCorp

2017年06月15日

カンボジアの首都プノンペンで NagaWorld というカジノホテルを経営する会社です。

この会社についてはいくつか記事が見つかりました。
カンボジア:NagaCorp 拡張計画Naga2のうちNagaCity Walkがソフトオープン 観光競争力拡充
An Undiscovered Cambodian Gold Mine

・NagaWorldは、プノンペン唯一のカジノを含む統合型リゾート(IR)であり、70年(2065年まで)のカジノライセンス、41年間(2035年まで)のプノンペンから半径200Km圏内(ベトナム国境、シアヌークビルを除く)における独占権を有する。

・ホテル700室、ゲーミング施設はテーブル296台、EGM(電子ゲーミングマシン)1,662台。

・商業施設の NagaCity Walk とカジノホテルの TSCLK Complex (Naga2) という拡張計画。 NagaCity Walk は2016年8月にオープン。TSCLK Complex は2017年のオープンを予定。

・2019年に開業予定のウラジオストックのカジノプロジェクトあり。

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外貨資産への投資で為替ヘッジをすべきか

2017年06月15日

To hedge or not to hedge? Evaluating currency exposure in global equity portfolios

ちょっと英語が難しかったので、ちゃんと理解できているかわかりません。

このレポートによると、外貨資産への投資で為替をヘッジすべきかの判断は、①ポートフォリオのボラティリティ、②ポートフォリオと為替の相関係数、によって決まるとのことです。


① ポートフォリオのボラティリティ

自分の持つポートフォリオのボラティリティが低いほど為替のボラティリティの影響が強くなるのでヘッジしたほうが良いとのことです。

下の表は横軸がポートフォリオのボラティリティ、縦軸がポートフォリオと為替の相関係数ですが、ボラティリティの低いポートフォリオでは為替の相関係数がマイナス(両者が逆に動くため分散効果が働く)でもヘッジすることによってリスクが下がっています。
要は為替のボラティリティは高いので、債券のようにボラティリティの低い資産と組み合わせると、たとえ両者が逆に動いてもリスクが増えてしまうことがあるということです。

このことからレポートでは債券メインのポートフォリオでは為替をヘッジすべきで、ボラティリティの高い株式の比率が高まるにつれ②のポートフォリオと為替の相関の問題を重視すべきとしています。



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政策金利と株式リターン

2017年06月13日

アメリカの政策金利と株式リターンについてです。

〇 アメリカの政策金利

アメリカの政策金利はかつては公定歩合でしたが現在はFF金利が使われています。公定歩合からFFレートに移行した正確な時期はわかりませんでした。

公定歩合とFFターゲットレートのデータは FREDのEconomic Data からダウンロードできます。
この記事では2つのレートが6%で重なる1991年3月を基準に公定歩合とFFレートとつないでいます。
また、2008年12月以降のFFターゲットレートは上限-下限が発表されていますがこの記事では上限値を使っています。

公定歩合とFFターゲットレートを比較したのがこちらのグラフです。初期のFFターゲットレートはギザギザで波が荒いです。



1991年3月で両者をつないだデータを使って利上げ期間と利下げ期間をわけると下表のようになります。
ちなみに、利上げ期間は利下げ期間の後に初めて利上げが起こり次に利下げが起こるまでの期間、利下げ期間は利上げ期間の後に初めて利下げが起こり次に利上げが起こるまでの期間とします。



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